【行き渋りの娘に付き添って気づいたこと】小1の教室は想像以上にハードだった

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行き渋りがある娘に付き添って学校へ行くようになってから、私はほぼ毎日、廊下で“授業参観”のように子どもたちの様子を見ています。

そこで見えてきたのは、想像以上にハードな小学校生活の現実でした。

「一年生だから、まだゆるいだろう」と思っていた私の考えは、あっさり覆されました。
行き渋りをしている子供さんがいるママには、小学校のリアルな状況が少しでもわかってもらえて子供たちが頑張っていることを知ってもらいたいです。

行き渋り発達グレーの子供を持つママになったからこそ、見えてきた学校の様子です。

この記事では、行き渋りの娘に寄り添う中で感じた「小1の学校生活の現実」と「ママとしての想い」をお伝えします。


廊下で“授業参観状態”。毎日見えてくる小1の現実

45分授業+休み時間5分のハードスケジュール

行き渋りのある娘に付き添い、廊下から授業を見ていると、子どもたちがどれだけ頑張っているかがよくわかります。

45分間の授業を終えたあと、休み時間はたったの5分。
その間に片付け・トイレ・次の準備。
そして、すぐに次の授業が始まります。
見ているとあっという間です。

「てきぱきできる子じゃないと難しい…」
「さっき授業終わったのに、休憩する間もなく次の授業で頭切り替えれるの?」
そう感じた瞬間でした。


集団生活のスピードについていけない子どもたち

成長の個人差と“早生まれ”の壁

発達には個人差があると思います。てきぱきできる子もいれば、できない子もいると思います。
娘も1月生まれで、4月生まれの子と比べると約1年の差があります。

見ているとできる子は、スムーズにこなしていきます。
でも、そうじゃない子にとっては、このスピード感がとても苦しく感じると思います。

娘はできないタイプなので、焦りや自信のなさにつながるのも、無理はありません。

できない子に合わせての、時間設定であればいいなと感じました。


叱り続ける先生の姿に感じたジレンマ

先生も追い詰められている現実

娘の担任の先生は、授業中ずっと注意しています。家で、母親が子供たちにいうような口ぶりです。
廊下で聞いている私も、正直うんざりするほど。
少しは褒めてあげたり、授業が楽しめるように、工夫してほしいなと母心としては思うところがあります。

そうは言っても、私も家ではできてないと思うので、先生を責めるつもりはありません。ただ、あまりにもずっとなので子供たちもやる気をなくすよなと感じます。

でも、先生もきっと大変なのだと思います。45分の中で授業を終わらせなければならない。
20人以上の子どもをまとめ、5分で準備をさせる。
怒ったり、せかしたり脅したりせざる負えない状況なんですよね。


もっと“休む時間”が必要だと感じた

だからこそ、休み時間をもう少し増やしてあげてほしい

5分ではなく10分でもいい。
中休みも、もう少し長くしてあげてほしい。
私たちが小学生のときは、中休みも外で遊ぶ時間がありました。
今の子はたった10分。休む暇もなく、次々と授業。

子どもたちが心を整える時間が、今の学校には足りない気がします。
これが低学年ならなおさらです。男の子だと、発散するところがなくてしんどい子もいると思います。


付き添うことで分かった、娘の“安心のカタチ”

娘は、私が側にいると落ち着いて授業を受けられます。
たぶん、教室のスピードに疲れた心を、私の存在で少し和らげているのかもしれません。

子どもたちは、本当に頑張っています。
泣きたいのを我慢して、45分間座って話を聞いている。
ママたちは、そんな頑張りをたくさん褒めてあげてほしい。


まとめ|廊下で見た「小1の頑張り」から伝えたいこと

廊下から教室を見ていると、
「子どもたちはこんなにも頑張っているんだ」と、胸が熱くなります。
学校で頑張っている姿を見ていない親たちは、帰ってから宿題や習い事を頑張らせようとついしてしまいがちです。私も、そうです。
けど、子供たちは学校ですごく頑張っています。
せめて、家では子供たちのリラックスできることをしっかりと考えてあげてほしいです。

学校はできる子を基準に時が流れてます。
できない子基準には時が流れていないのです。
だから、できない子を責めないでほしい。

なにか、家でできるサポートを考えてあげてほしい。

そんなことを、今日も廊下で考えている私です。

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