小学1年生 WISC検査を受けた娘/診断結果を受けての学校授業への活かしかた。

凸凹娘の(ADHD・ASDグレー)特性と理解
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日々、子どもの発達凸凹に向き合っている中で、「もしかして、うちの子…?」

と思いつつ、発達の受診に踏み出す勇気が出ない。と迷っていませんか。

・精神科ってのが抵抗ある
・個性かもしれないし
・診断を受けて発達障害と診断されたら、 どうしよう

そのように受診を悩まれている親御さん、いらしゃると思います。

私の場合は
小学1年生の行き渋りのタイミングで、
癇癪がひどくなったことと
SNSでASDを知り、疑ったことで
受診を検討し始めました。

私は看護師でもあるので、
精神科に抵抗がなかったことと
行き渋りを何とか解決したい
一心で受診を迷うことはなかったですが、
抵抗がある方はいるのではないかと思います。

この記事では、実際に精神科を受診し、WISC検査と医師の診察を受けて
ADHD・ASDグレーという結果を受け取った母親としての体験をお伝えします。

診断は「決めつけ」や「レッテル」ではありませんでした。
むしろ、これまで感じていた
違和感の答え合わせができ、
**周囲の理解を得やすくなるための“材料”**になったと感じています。

同じように悩んでいる親御さんが、
一人で抱え込まず、次の一歩を考えるきっかけになればと思い、この記事を書きました♡

WISC検査ってどんなもの?

先日、娘のことで精神科を受診し、WISC(ウィスク)検査を受けました。

検査を受けるまでは、どんな検査か分からず不安でした。

最初は、発達障害か診断がつく検査なのかな?と思っていました。

一応、娘に事前にどんな検査か説明しないといけないから、
調べてみるけどよくわからない・・・。

まー、発達障害か診断がつくんじゃなくて、その子の得意不得意を見る検査なのかな?
という認識で検査当日を迎えました。

検査は基本1人で受けるようですが、
うちの娘は初対面の人が苦手で
不安が強いので私も一緒に付き添いました。

検査時間は意外と長く1時間~1時間半くらいかかった気がします。

検査は図形を同じように合わせたり、数字を覚えて小さい順に言い換えたり、言葉の類似点を答えたりする内容でした。
そのほかもいろいろ。

内訳はIQ、言語理解、視空間、流動性推理、ワーキングメモリ、処理速度。

テストはその日の体調や心理状況で
左右されるなと感じたので
結果がすべてではなく参考程度でいいのかなという気もしました。

うちの子は、疲れやすくて集中力がないので学校に行った後にこのテストを受けたら
確実に点数が低く出ると思います。

なので、午前中は学校を休ませて、
検査に挑みました。
休ませて正解(^_-)-☆


WISC検査の活用法

WISC検査でわかったこと

上記に書いた内容の検査結果が点数化され、得意なことと苦手なことが可視化されます。

また、心理士さんから見ての結果説明もコメントとしてありました。

娘の場合
IQ:81 言語理解:83 
視空間:86 流動性推理:87 
ワーキングメモリ:88 処理速度:94でした。

知的障害はないが、同年齢に比べると低い水準で、同学年の学習内容についていくのが難しい場面があるかもれない。

一部個別の支援を受けたほうが、学校でも過ごしやすいかもしれないとアドバイスをいただきました。

得意なことは処理速度で、苦手なことは初対面の人と関わる中で課題に取り組むこと。

内容も詳しく書いていて、納得できるものでした。

私は、この検査を受けて良かったなと感じました。

娘を理解するための、情報がぎっしり詰まってる

これを、活用しない手はありません。

WISC検査は情報の宝庫

結果を見たとき、正直少しIQが低く出てショックはありました。

親であれば、やはり賢くはあってほしいのもです。

せめて、平均はあってほしいと願うのが親。

けれど、親の気持ちは一旦横に置いておき
この検査は、子どもの優劣をきめる検査じゃないと思います。

この結果をどう活用するかで、
価値が生れてくると私は思いました。

まずは、私が娘の授業をみていて感じる事と、検査結果がどうか考えました。

娘の場合、一致している点は学力が同年齢比べると低いと感じていたことと、言語理解が乏しかったり言葉の類似点を答えれないこと。

授業でいうと、先生の言っていることがうまく理解できてない。

さらに、取り組む学習ないようが難しい。言葉が膨らまない、想像できないから作文がうまく書けない。と言ったことと一致しました。

一致しないなと感じたところは、
板書が苦手そうだけれど、
書き写したりする能力の処理速度は
得意とでたところです。

授業をみていると、
板書が苦手にみえます。
書き写している間に授業が進んでいき
遅れていっているなと感じていましたが
苦手でないとすると他の原因があるのかな?と考えることができます。

このように、WISC検査が情報をもとに日常に活かせるか考えることができます。
私にとってWISC検査は、情報の宝庫でした。

結果をどう活用する?

私はこの結果を、周囲の理解に繋げるために活用しようと思っています。

実際、私が思っていることを先生に伝えたところで説得の判断材料に欠けます。

むしろ、過保護とも思われてもおかしくないなと感じています。

家族の夫でさえも、深く考えれてないと思います。

そんなに、必死にならなくてもと思っている気さえします。

けれど、この結果をみせることで可視化できるので周囲への理解の助けになります。

この結果を見せても、すべてを理解してもらえるとは思っていませんが、
見せないよりは理解が進むと思います。

そして、悪いところばかりでなく、
ちょっと苦手の配慮をするだけで
得意なことを伸ばせる可能性もあります。

娘は自身が持てないところがあります。

取り組みに対してポジティブフィードバックがあると伸びるので、先生と情報共有することで、協力が得られる可能性もあります。

診断結果

娘の診断

WISC検査単体では診断はつきません。

これまでの診察や私の問診内容も含めて、診断されました。

結果からお伝えすると、診断は
ADHD(注意欠如優勢型)とASDグレー というものでした。

診断を聞いた瞬間、正直に言うと「ショック」は少しありました。

わかってはいるものの、なんか少し受け入れれない自分もいたのが本音です。

『ADHDも?ADHDってなんだっけ?多動?うちの子ないけど。ASDってなんだっけ。あれ、どう違うの?』

ASDとあれだけ疑っておきながら、詳しく理解できてませんでした。

過去振りかえると、多動はないけど、集中力ないからADHDもかな?と感じたことありました。

けれど、それ以降考えたこともなかったので、ADHDがあると言われた時は少し驚いてして混乱しました。


■ ADHD・ASDグレーという診断内容について

医師から説明された内容は、こんなものでした。

まずASD(自閉スペクトラム症)について。

娘には確かに特徴はあるけれど、明確なコミュニケーション障害は見られない

そのため「ASDグレー」という判断になりました。

一方、ADHDについては
・多動性は目立たない
・しかし 不注意の傾向が強く見られる
という診断でした。

落ち着きがなく動き回るタイプではないけれど、集中力が続かない。

話を聞いていても、途中で意識がそれてしまう。

まさに、私が日常で感じていた娘の姿そのものでした。


■ IQは80前後。でも「知的障害」ではない

WISC検査の結果、娘のIQは80前後でした。

定型発達の子どもと比べると低めではありますが、知的障害に該当する数値ではないとのこと。

医師からは
「初めての場所・初めての人の前での検査だったので、パフォーマンスが下がった可能性もある」
という説明もありました。

そして、
「もしかすると、学校という環境でも似たような状態になっているかもしれない」
と言われたのです。

この言葉を聞いたとき、確かにと思いました。

診断を受けての正直な感想

診察室での気持ち

ASDは経験や工夫でカバーできることもあるそうで、確かに体感的にも困りごとは少しづつ減ってきていると感じています。

ADHDに関しては、薬を少量飲むことも検討していいと言われ、正直受け入れれませんでした。

予想してなかった診断と混乱で、「そこまでないでしょ。」というのが感想でした。

薬を服用するということは、発達障害を受け入れることになるからだと思います。

受け入れれてるようで、心の底からは受け入れれてない自分を見ました。

「それに、不注意はないよな」とか。
私の問診で決めただけで、質問も難しかったし、結果は正しくないかもとそんなことを、考えていました。

時間が経ってからの気持ち

診断結果を受け入れる

帰宅して、すぐにASDとADHDについて再度、本を広げました。

ASDはこだわりや感覚過敏、コミュニケーション障害。

ADHDの不注意とは、集中力が続かず忘れ物が多い、気が散りやすいなど。と書いています。

不注意と聞くと、ピンと当てはまるものがなかったけれど、集中力が続かないや気が散りやすいのは症状とぴったりで、授業を見ていて感じることです。

授業の理解ができてないのだろうと、席の横で授業のサポートをしているけれど、
集中力がなくて勉強ができません。

理解以前の問題だと、薄々感じていました。

時間が経ったことで、冷静に考える事ができ納得することができました。

そうすると、薬を服用することも選択肢をしてあるなと思いました。

薬なので、飲ませたくはないけれど、飲むことで娘が授業が聞きやすくなり学習についていけるようになれば、娘の困りごとは軽減するはずです。

副作用もあることなので、薬に関しては今後要検討です。

私がしてきたサポートは、間違っていなかった

正直に言うと、これまで私はずっと不安でした。

・ここまで付き添うのは過保護なのではないか
・全部手助けしてしまっているのではないか
・私の関わり方が、娘の自立を妨げているのではないか

そんな気持ちが、ずっと頭の中をぐるぐるしていました。

でも、今回の診断を受けて
「私がしてきたサポートは、間違っていなかった」
そう確信することができました。

むしろ、私は娘のことをしっかりと見ることができている。
と自信につながりました。



■ 学校に行き渋る理由の「答え合わせ」

娘が学校に行きたくない理由。
それも、今回の診断で答え合わせができました。

一番大きい原因は、
ADHDによる集中力の持続の難しさ だと感じています。

・授業の途中で集中が切れてしまう
・板書が苦手で、ノートを書いている間に授業が進んでしまう
・結果として、何をやっているのか分からなくなる

分からない状態が続くと、授業は「楽しくない」ものになります。

さらに国語では
・音読がすらすらできない
・みんなの前で読むことが恥ずかしい
・間違えることが怖い

算数は、
・授業内容が難しい

こうした気持ちが重なり、「学校に行きたくない」という形で表に出ていたのだと思います。

すべてが、つじつまが合いました。


■ 診断があることで、周囲の理解は変わる

これまで、私が娘の特性について周囲に伝えても
「気にしすぎじゃない?」
「甘やかしているだけでは?」
そんな反応をされることも少なくありませんでした。

私のしているサポートは、周りから見れば「過保護」に見えていたと思います。

でも、診断があることで状況は変わります。

診断は「レッテル」ではなく、
理解を得るための共通言語 だと、私は感じました。

学校との話し合いも、感情論ではなく
「この特性があるから、こういう配慮が必要です」
と、具体的に伝えることができます。

もちろん、学校にもできる支援・できない支援があります。
無理な要求はできません。
でも、交渉することはできる

それだけでも、大きな前進だと思っています。


■ 母子登校を「いつまで続けるのか」という悩み

今、私が一番悩んでいるのはここです。

母子登校をすれば、娘は学校に行ける。
でも、母子登校をしなければ学校に行けない

いつまでも一緒に登校するわけにはいきません。
自立に向けて、どう動けばいいのか。

この点についても、医師に相談しました。


■ 医師からもらったアドバイス

医師からのアドバイスは、とても現実的なものでした。

それは、
「今お母さんがしているサポートを、徐々に学校の支援員さんにバトンタッチしていく」
という方法です。

いきなり母子登校をやめるのではなく、
少しずつ、少しずつ。

今は私が横について支えている部分を
・支援員さん
・先生
に引き継いでいく。

この方法なら、娘の安心感を保ちながら、自立へのステップを踏める。
私自身も「一人で背負わなくていい」と思えました。

今後は、学校と具体的に交渉していく予定です。


■ 診断は「ゴール」ではなく「スタート」

今回、WISC検査を受けて強く感じたことがあります。

診断は、ゴールではありません。
スタート地点 です。

・なぜつまずいているのか
・どう支えればいいのか
・どこまで手放して、どこを支えるのか

それを考えるための、ひとつの指標。

私はこれからも、試行錯誤を繰り返すと思います。
うまくいかない日も、きっとあります。

それでも、
「この子にはこの子のペースがある」
そう思いながら、娘と一緒に前に進んでいきたいです。

同じように悩んでいる方に、
この経験が少しでも参考になれば嬉しいです。

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