子どもの行き渋りで母子登校をしていると、
「今日は比較的スムーズだったな」という日と、
「もう全部がしんどい…」という日があることに気づきました。
同じ母子登校、同じ状況のはずなのに、
なぜこんなに違うのか。
その答えは、娘のせいではなく、私自身のメンタル状態でした。
私の心が安定している日は、娘の不安にも落ち着いて寄り添える。
でも、私の心がギリギリな日は、
ほんの小さな出来事でイライラし、
母子登校そのものが苦痛になり、
仕事にも行きたくなくなる。
この「負のループ」に、私はずっと苦しんでいました。
その「負のループ」から抜け出せたのは、
うまくいく日とうまくいかない日の違いを考えて、うまくいかなかったときに、なんで自分はこんなにも嫌な気持ちになるんだろうと、深堀りをしたことでした。
深堀したことで、怒りの根源は自分の感情にあることに気づくことができたのです。
なので、
自分の感情をコントロールすれば、
苦しい状況を変える事ができたのです。
娘を変えようとするのではなく、自分を変える。
同じような状況で、母子登校していてつらい、やめたいと思っていませんか?
そんな、お母さんに届けたくて、私の体験を記事にしました♡
メンタルが崩壊していた本当の原因
毎日がしんどい。
娘の行き渋りが小学1年の5月から始まり
私は徐々に精神的に追い詰められていました。
「もう限界」「毎日つらい」
「いい加減、母子登校やめたい」
「いつまで続くんだろう」
そんな気持ちを抱えながら、
過ごしていました。
出口の見えないトンネルに迷い込んだような感覚でした。
職場にも迷惑をかけている。
娘のことは大事にしたいけど、
娘を大事にすると仕事に支障がでする。
ここで退職すると、生活ができない。
仕事にいかなくちゃ。
職場にも、毎日謝るの疲れたし、
仕事に時間通り行けないと分かってて、
上司に遅刻の連絡するのしんどい。
仕事に遅れずに行きたい。
そんなことを、思いながら毎日母子登校をしていました。
娘にやさしくできない自分
そんなことを、思いながら付き添っていると私の表情がいいわけありません。
常に不機嫌。怒ったような顔。
言い方も冷たいし、言い合いになる。
なんで、わたしだけこんなつらい思いをしてるんだろう。
この子が私のことを、不幸にしている。
苦労されられていて、毎日楽しくない。
なので、でてくる言葉は娘を責める言葉しかでてきません。
「あなたのせいで、仕事ができない」
「〇〇ちゃんのせいで、生活できなくなる」
「おかあさんのことをこれ以上苦しめないで」
と、娘の自己肯定感が下がるような言葉が多かったと思います。
何にストレスを感じているか自問自答。
そこで、改めて自分に問いかけました。
私は、何に一番ストレスを感じているのか?
考え続けて出た答えは、
👉 仕事に行かなければいけないというプレッシャーでした。
娘の行き渋りは日によって違う。
予定通りにいかないことも多い。
それなのに私は、
「今日は〇時間目までで大丈夫かも」
「今日は早く仕事に行けるかも」
と、無意識に“期待”をしていたのです。
想定外が怒りを生む構造
たとえば、こんな場面です。
前日に
「明日は3・4時間目に付き添うね」
と約束していたとします。
でも朝、娘が時間割を見て
「2時間目と3時間目にしてほしい」
と言ってくる。
私は心の中で
「よし、3時間目が終われば仕事に行ける」
と計算します。
ところが、3時間目が終わる頃になると、娘が
「やっぱり4時間目も一緒にいて」
と言ってくる。
その瞬間、私の中に湧き上がるのは
怒りと焦り。
「話が違う」
「もう仕事に行かなきゃいけないのに」
「なんで約束守れないの?」
この怒りを向けられると、娘はどうなるか。
👉 余計に不安になり、私に執着する
👉 離れられなくなる
👉 状況はさらに悪化
完全に悪循環でした。
他にも、
前日の母子登校で娘も私もお互い機嫌よく終わることができ、離れる時も、笑顔でバイバイできたとします。
そうすると、
なぜか私は次からうまくいくかもしれないと、娘に期待をしてしまいます。
そして翌日、
娘のメンタルがよくなく想定外の状況になると、私は怒りモード。( `ー´)ノ
「昨日はできたじゃん。」
「なんで、逆もどりすんの。」
「2時間しか付き合うの無理だって」
と不機嫌モード全開。
「もう、家に帰ろう。」
「こんなところにいたくない。」
「荷物まとめて、ランドセル持ってきて!」
と、他の生徒の前でもめだします。
他の子は、すごい顔で私を見ています。
けれど、怒りがおさまらない。
とても、いい状況とは言えません。
母子登校していて、逆効果なんじゃないかな?とさえ思うときもありました。

イライラの正体は「期待」だった
ここで、私は大事なことに気づきました。
イライラの原因は、娘ではなく、私の期待だったのです。
・今日はできるかも
・今日は仕事に早く行けるかも
・今日は違うかも
この「かも」が裏切られるたびに、私は傷つき、怒っていました。
娘は悪くない。
娘はその時の精一杯を伝えているだけ。
・仕事に迷惑をかけてしまう。
・今日は早くいかないと、職場で気まずい
・付き添うのがしんどい
全て、私が周りの人に嫌われたくないという感情であったり、
私がしんどいという「私」が主語の感情でした。
娘が原因での怒りでないことに気づき、
変動する状況に、勝手に期待し
「変動するかもしれない」
と準備していなかった私が、
勝手に苦しくなっていただけでした。
私がまず変えたのは「自分の前提」
原因が分かってから、私が最初にしたことは3つです。
① 想定外をなくす決断をした
私はこう決めました。
「4時間目までは必ず付き添う」
基本、娘とは4時間のうち2時間しか付き合わないと決めています。
前日に、4時間のうちどこの2時間を一緒にいてほしいか話して、
付き添います。
娘が「2・3時間目に付き添ってほしい」と言ったとしても、
「今日は3時間目まででいいかも」と期待しない。
4時間目が終われば、娘は学校に残れます。
そのあとは、
給食と昼休みと5時間目だけだからです。
4時間目が終われば、
仕事には確実に行けることが多いので、
その事実をベースに動く。
これだけで、驚くほど心が楽になりました。
仕事に早くいかなくてはいけない
というプレシャーが軽減し、
ある意味あきらめがつきました。
② 娘の言葉に「期待しない」
娘が
「今日はここまでで大丈夫」
と前日言っても、
・変わるかもしれない
・4時間目までいてと言われるかもしれない
と、複数パターンを想定するようにしました。
期待をしない=諦める、ではありません。
自分の心を守るための準備です。
これを始めてから、
イライラする回数は激減しました。
③ 職場に「はっきり」伝えた

そして、一番大きかったのがこれです。
職場に、娘の現状をきちんと伝えました。
「今は、13時からでないと出勤できません」
それまでは、
欠勤や遅刻をLINEで連絡するだけでしたが、
それが毎日続くこと自体が、
ものすごいストレスでした。
自分では分かっているんです。
「今日は行けない」「今日は遅れる」
って。
それなのに、毎日連絡し続けるのは、
心を削られる作業でした。
また、
スタッフにも負担をかけていました。
午前中、行けないことはわかっているのに、ポジションはつけられていて、
当日に変更がかかる。
急に、ポジションをかえられたスタッフは嫌な感情になります。
それが、付きたくないポジションの時はなおさらです。
前もって情報もとれないので、負担が大きいのです。
その気持ちが私もわかりますし、
嫌味を言われることもありました。
それが、時々ではなく毎日です。
3か月くらいは続いてました。
それが苦しくて、苦しくてたまりませんでした。
なので、できるだけ仕事に早く行かなければいけないという思いが強くでていたのだと思います。
なので、上司にはっきり伝えたことで、
“苦痛”がなくなったのが大きな変化でした。
娘を変えようとしていた過去の私
正直に言うと、私は最初、
娘を変えようとしていました。
・怒鳴る
・責める
・傷つく言葉を言う
・自己肯定感を下げるようなことも言った
今思い返すと、胸が痛くなります。
でも、どれだけ娘を変えようとしても、
現実は何一つ良くなりませんでした。
思い通りにならない現実に、心はボロボロになっていきました。
それは、娘も一緒だと思います。
波動を上げる子育ては「自分を整えること」
娘が変わったきっかけは、
私が変わったことでした。
・期待を手放した
・想定外を減らした
・自分の限界を認めた
それだけで、
私の精神状態は安定し、
娘との関係も少しずつ良くなっていきました。
波動を上げる子育てというのは、
無理にポジティブになることではありません。
自分を追い詰めない選択をすること。
現実を受け入れ、できる形に整えること。
その積み重ねが、
親の心を軽くし、
結果的に子どもにも伝わっていくのだと思います。
子どもを変える前に、自分を変える
自分を守る
もし今、
母子登校がつらい
イライラしてしまう
自己嫌悪に陥っている
そんな状態なら、
あなたが悪いわけでも、子どもが悪いわけでもありません。
環境と前提が、あなたを苦しめているだけです。
子どもを変えようとする前に、
まずは自分の波動を守ること。
それが、長い目で見たとき、
親子にとって一番やさしい選択なのかもしれません。
波動を守る方法
私が実践していた方法ですが、
自分の怒りの原因に気づくために、
紙に書いて自分の思考の整理をしました。
頭で考えていても、実際の心で感じていることは意外と違っているかもしれません。
・私はなんで怒っているんだろう
・なんで、こんなにもイライラするんだろう
・私はどうしたいんだろう
となんでもいいので、とりあえず紙に書いてみる事です。
私はこれで、本当は何に怒りを感じているのか明確になりました。
そして、自分が行動することで、
自分を変える事ができ、
結果、娘の感情も安定したのです。
波動は伝わる
私の精神状態がいいと、
やはり娘も状態も安定します。
悪いと娘も悪い。
波動は伝わるんだな。と感じています。
波動というと、
宗教じみて聞こえるので
怪しく感じますが、
目にみえないけど、
空気って感じますよね。
言葉は出してないけど、
なんか気まずい空気。
言葉に出してないけど、
なんかいい雰囲気。
落ち着く場所だったり、
居心地が悪い場所。
こういったものと、
一緒だと私は思っています。
できるだけ、感情をコントロールして
いい状態、フラットな状態にもっていけるようにできたらいいですね。
まとめ|母子登校がつらいとき、変えるべきは「子ども」ではなかった
母子登校がうまくいく日とうまくいかない日。
その違いは、子どもの状態ではなく、親である私の心の状態でした。
仕事に行かなければいけないというプレッシャー、
予定通りに進むかもしれないという期待、
周囲に迷惑をかけてはいけないという思い。
それらが重なり、
私は知らないうちに自分自身を追い詰め、
娘に怒りをぶつけてしまっていました。
でも、深く掘り下げて気づいたのは、
怒りの根源は娘ではなく、
「私がどうしたいか」「私がどう見られたいか」
という自分の感情だったということ。
期待を手放し、
想定外が起きる前提で動き、
自分の限界を認め、
職場にも正直に状況を伝える。
そうやって
「自分を守る選択」を重ねていくことで、
私のメンタルは少しずつ安定し、
不思議と娘の不安も落ち着いていきました。
子どもを変えようとしていたときは、
何も変わらなかった現実が、
自分を整え始めたことで、
少しずつ動き出したのです。
波動を上げる子育てとは、
無理に前向きになることでも、
我慢して頑張り続けることでもありません。
自分の感情に気づき、
自分を追い詰めない選択をすること。
それが結果的に、
子どもにとっても、親にとっても、
一番やさしい道になるのだと思います。
もし今、
母子登校がつらい
イライラして自己嫌悪に陥っている
「私がダメな母親なんじゃないか」と思っているなら、
あなたが悪いわけではありません。
環境と前提が、あなたを苦しめているだけです。
子どもを変える前に、
まずは自分の心を守ること。
その一歩が、
親子の未来を少しずつ明るい方向へ連れていってくれると、
私は自分の経験から、そう感じています。

