「わいわい広場」って聞いたことありますか?
私自身、最初に学校から案内をもらったときは「これは何?」「児童クラブと何が違うの?」と戸惑いました。
特に2026年春にお子さんが小学校へ入学するワーママさんは、
「放課後どうしよう…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、福岡市にあるわいわい広場の仕組み・利用方法・児童クラブとの違いを、実体験をもとにわかりやすくご紹介します。
そもそも「わいわい広場」とは?
「わいわい広場」は、福岡市が行っている**放課後子どもの居場所づくり事業(放課後子ども育成事業)**の一つです。
放課後に、学校の校庭で子どもたちが自由に遊べる場所として設けられています。
放課後児童クラブ(いわゆる“学童”)とは異なり、
「登録しておけば、学校が終わったあとに校庭で遊んで帰る」というスタイルです。

わいわい広場の特徴
① 学校の校庭で自由に遊べる
授業が終わったあと、ランドセルを校庭に置いてそのまま遊べるのが魅力。
ボールや縄跳びなどの遊具を貸し出してくれたり、日によっては「プレイワーカー」という大人が一緒に遊んでくれる日もあります。
② 大人の見守りがある安心感
補助員の方々が見守ってくれているため、親がいなくても安心して遊ばせることができます。
ただし、ケガなどは自己責任となっており、保険の範囲内での対応になるケースが多いです。
③ 利用には登録が必要
自由参加ではなく、事前登録制になっています。
登録をしておくと、開催日には自由に参加できます。
(登録方法は学校から配布される案内書やプリントで確認できます)
開催日と時間について
わいわい広場の開催は、平日の週3回程度。
時間は次のようになっています👇
- 授業終了後~16:45まで(冬季は16:30まで)
- 開催日は学校によって異なるため、事前に確認が必要
放課後に少しの時間だけでも体を動かせる環境があるのは、共働き家庭にとってありがたいポイントです。
児童クラブとの違い
| 比較項目 | わいわい広場 | 放課後児童クラブ(学童) |
|---|---|---|
| 管轄 | 学校(教育委員会) | 福岡市(福祉課・民間運営) |
| 利用目的 | 放課後の遊び場・居場所 | 保護者がいない家庭の預かり |
| 利用料 | 無料 | 月額利用料あり |
| 利用時間 | ~16:30〜16:45頃 | ~18:00(延長あり) |
| 登録 | 必要(無料) | 必要(有料) |
| 見守り体制 | 補助員あり(見守り中心) | 指導員が常駐(生活支援あり) |
児童クラブと併用できる?
実は、児童クラブに通っている子も、わいわい広場に参加できます。
ただし、次のようなルールがあります👇
- わいわい広場に参加した後は、児童クラブに戻ることはできません。
- わいわい広場が中止になった場合のみ、児童クラブに戻ることができます。
これは学校や児童クラブによって取り決めが異なる場合もありますので、
事前に確認しておくと安心です。
わいわい広場のメリットと注意点
メリット
- 登録しておけば無料で利用できる
- 放課後の安全な居場所ができる
- 心身ともに健康的
- 児童クラブに行きたがらない子にもおすすめ
- 交友関係が広がる
注意点
- ケガなどは自己責任(保険の範囲内)
- 天候によっては中止になる(特に夏の猛暑日は中止が多い)
- 児童クラブとの併用はルール確認が必要
わいわい広場はこんな家庭におすすめ!
✅ 放課後児童クラブには行かないけれど、安心して遊べる場所がほしい
✅ 家で1人で過ごす時間を減らしたい
✅ 友達と自然に遊ぶ環境をつくってあげたい
子どもが「学童はちょっと苦手…」という場合にも、
放課後の新しい選択肢としてとても心強い存在だと感じます。
【まとめ】
福岡市の「わいわい広場」は、放課後に子どもたちが安全に・自由に遊べる居場所です。
児童クラブとは違うけれど、親としても「大人が見てくれている」という安心感があります。
2026年4月に小学校入学を迎えるご家庭は、
児童クラブとあわせて「わいわい広場」もぜひ検討してみてください。
放課後の過ごし方に迷っているワーママの、一つの選択肢になりますように🌸
福岡市こども情報の公式ホームページは👇


