行き渋りに悩むママ必見!「小1の壁」と仕事を時短勤務で乗り越えた体験談

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小学校入学を迎えてホッと一息……と思ったのも束の間、突然立ちはだかるのが「1年生の壁」。朝になると「行きたくない」と言い出す子ども、仕事に行かなきゃいけないのに玄関から動かない子どもに付き合わざるを得ない自分。そんな日々に疲れてしまっていませんか?
私自身も、小学1年の娘の行き渋りに悩み、仕事と家庭の板挟みに苦しみました。けれど、10月から国の制度改正で「時短勤務」がより使いやすくなったことをきっかけに、働き方を見直すことに。この記事では、同じように1年生の壁に直面するママたちに向けて、私の体験と制度の活用法をご紹介します。

1.「1年生の壁」とは?

小学校入学は、親子にとって大きな節目。

けれど、多くの家庭が「1年生の壁」と呼ばれる問題に直面します。

  • 学校の始業が遅く、下校時間が早い
  • 宿題や持ち物の管理など、家庭でのサポートが増える
  • 子どもが新しい環境に慣れるまでに時間がかかる
  • 行き渋りや体調不良が続き、親も精神的に疲れる

わが家でも、まさにこれらの壁に直面しました。

娘は朝になると「行きたくない」

なんとか学校に送り出せても、

午前中だけだったりお昼から行けたり。

仕事を休んだり早退したりするたびに、

同僚への申し訳なさで胸がいっぱいになりました。

2.働くママが抱える葛藤

「仕事も大事。でも、子どもはもっと大事」
そう思いながらも、現実には両立が難しいのが現状です。

特にフルタイム勤務をしていると、

  • 朝の送り出しがスムーズにいかない
  • 下校後の時間に対応できない
  • 急な欠席・早退に対応できず、同僚や上司に迷惑をかける
  • 休みや早退が重なり、仕事がたまる
  • 子供が気になり仕事のパフォーマンスが低下する

といった状況が重なり、心身ともに追い詰められてしまいます。

私自身、ギリギリのところで頑張っていましたが

ついに、限界に達した出来事がありました。

休みがちになり、早退も増え仕事が溜まっていたことで

いつもだったら、自分でしていた業務を

その日は他の部署に依頼しました。

間違ったことをしたとは、今でも思ってないですが

その対応を気に食わなかった医師から叱責され
(その医師は、以前の職場をパワハラでやめている)

こちらの話を聞いてもらえるわけもなく

一方的に攻められました。

その時、とどめを刺されたように

心がこわれたのがわかりました。

昼休み、涙がとまらず

溜まっていたストレスがあふれ出した瞬間でした。

それでも、なんとか続けていましたが

家や仕事でストレスがかかると

涙が出ることが多くなりました。

このままだと、自分自身が壊れてしまうと思い

辞職の意思を職場に伝えることにしました。

3.制度改正で広がる「時短勤務」という選択肢

辞職を伝えたが、経済的理由で離職できない

辞職の意思を伝えた私ですが、

やはり、経済的に生活が困難になることは理解できていたので

上司から引き止められ、離職しませんでした。

しかし、上司に朝の休む際の連絡などが

すごくストレスで辛いと伝えたことで

朝の休みの連絡はLINEでいいと交渉することができ

それなら、少し頑張れるかもと思えました。

そんな中知った育児・介護休業法改正とは。

そんな中で知ったのが、2025年10月からの育児・介護休業法改正です。

柔軟な働き方を実現するための措置等によって

事業主は、3歳から小学就学前の子を養育する労働者に関して、

以下の5つ選択して講ずるべき措置の中から

2つ以上措置を選択して講ずる必要があるとなりました。

選択して講ずべき措置

厚生労働省公式ホームページは、https://www.mhlw.go.jp/content/11900000/001259367.pdf

柔軟な働き方が現実的になった

私の職場は、もともと

3・4・5が制度としてあったが

5の時短勤務に関しては、在職中に出産した方が対象であった。

私は、娘が3歳と4歳の時に転職をしたので

対象とならずフルタイム勤務。

同期で入った子はすぐに妊娠したため

1年働かずに出産後は時短がとれることに

すごく違和感を感じた。

同じ未就学児を持っている

時短で勤務している同僚もうらやましかった。

しかし、今回の改正で5の時短勤務の対象が

在職中に出産した方だけはなくなった。
(これは、国の制度ではなく職場が改正している)

このことにより、私も時短勤務を取得できる対象になったのだ。
(国は就業前の子であるが、職場が小学二年の始期と規定している)

私もさっそく制度を活用し、1日6時間勤務へシフト。

3月31日なので5か月程度であるが、

経済的不安は解消された。

法の改正により、事業者側も考えるきっかけとなり

働くママの柔軟な働き方が実現できるよう

これからも、なることを願っている。

出勤前の朝の時間に少し余裕ができ、

娘と落ち着いて会話しながら支度ができるようになりました。

早く帰宅できることで「ただいま」と言う娘を迎えられる安心感も大きいです。

4.実際に使ってみて感じたこと

制度を利用する前は

「収入が減るのが不安」

「職場に迷惑をかけないか」と悩みました。

ですが、使ってみて感じたのは「心の余裕の大切さ」です。

  • フルタイムのとき → 常に時間に追われ、娘の行き渋りにイライラしてしまう
  • 時短勤務にしてから → 朝、娘のペースを尊重できるようになり、学校に行くハードルが下がった

また、私自身も「子どもを優先していい」という安心感を持てたことで、気持ちが軽くなりました。結果的に、仕事への集中力も以前より高まった気がしています。

もちろん、収入減は現実的な問題です。ただ、よく考えると「今だけの数年間」と割り切れるもの。子どもが安定して学校に通えるようになれば、再びフルタイムに戻すことも可能です。

5.同じ悩みを抱えるママへのアドバイス

もし、今まさに「1年生の壁」にぶつかって苦しい思いをしているなら、以下のステップを意識してみてください。

  1. 制度を調べる
     会社の人事や上司に相談し、利用できる制度を確認してみましょう。
  2. 家族と話し合う
     収入減や生活リズムの変化について、家族で共有することが大切です。
  3. 一時的な選択だと考える
     「ずっと時短勤務を続けるわけではない」と思えば、気持ちが楽になります。
  4. 子どもの声を聴く時間を増やす
     行き渋りの背景には、不安や疲れが隠れていることも多いです。余裕を持って話を聴ける時間が、子どもにとっての安心につながります。

まとめ

「1年生の壁」は、誰にでも訪れるものです。子どもの行き渋りや生活リズムの変化は、一時的なものかもしれません。しかし、その時期をどう乗り越えるかで、ママの心身の負担は大きく変わります。

今回の制度改正で、私たちには「時短勤務」という選択肢が広がりました。働き方を見直すことは、決して「弱さ」ではなく「賢い選択」。
「仕事も大事。でも子どもはもっと大事」――その思いを叶えるために、ぜひ制度をうまく活用してみてください。

同じ40代ママとして、同じ1年生の壁に悩む者として、少しでも参考になれば嬉しいです。

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